東雲の刻に残夢を浮かべ

砂を積むように生きていく

それは朧げながらも

いつも通り(?)煙草を吸っていた時のことです。


そう言えば、今まで勤めた施設の利用者のことをずっと覚えているよな…と。


デイサービス、特養、そしてショートステイ。

みんな大好きな利用者でした。もう亡くなっている方もいる。

特にショートステイの頃の利用者。合計で何十人とか百人でしたが、未だに覚えているんです。

夜勤で、より深く関われたからかなと思います。中途覚醒や昼夜逆転で夜間に起きている方と、深夜に語り合ったりしました。その方は砂糖抜きの紅茶が好みでしたので、無糖でお出しして。


そんなことを思い出していたら、煙草は灰の塊になっていました。


時々だけど、思い出してるからね。


忘れたくないから。

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