東雲の刻に残夢を浮かべ

砂を積むように生きていく

心に繋がれた足枷

3月11日、14時46分。

日常が、日常でなくなった日


東日本大震災。



その3ヶ月後の6月、私は岩手県に向かいました。

人手が欲しい、たった3日間だけでも来てほしい。と、電話でやり取りをしていた老人ホームのお手伝いに。


施設側は、私の介護職経験を欲しがっていた訳ではないんです。

介護職員の方も、仮設住宅から出勤している状況でしたから、ボランティアが一人でも入れば心強かったんです。


施設長さん、職員さん、そして何より利用者さん。

みんな、温かい笑顔で迎えて下さりました。

まるで、こちらが勇気を貰えるような感覚でした。


3日間、早かった。あっという間でした。

後で岩手のお菓子を送って貰い、美味しく頂きました。ごちそうさまです。


まだまだ、心が曇ってしまう方もいるでしょう。

大丈夫。

「一緒に歩こう」と手をつないでくれる人は、いるからね。必ず。

年の瀬に…

もう2021年も終わりに近づいていますね。


今年は、妻とボランティア活動に参加し始めました。

「おっちー塾」と言う、フリースクールです。


様々な事情で学校に行かれない、行きたくても行けない子どもたちを対象にしています。

実は私、4年前にも参加していましたが、通うのが大変で辞めていました。

今は横浜市に住んでいますので、夫婦揃って楽しく参加しています。

参加が難しくなるまで、今後も続けていきたいと思います。


話は変わりますが、服の嗜好が(少し)変わった1年でもあります。

以前はジャケット+シャツ+ニットの組み合わせが多かったのですが、最近はジャケット+タートルネック等のカットソーの組み合わせに変わってきました。

ジャケットだけは譲れませんね、英国紳士みたく(笑)


もう少しで2022年。

来たる年も、幸福が訪れますように。

心の処方箋

ご無沙汰…ですね。


朝晩と冷え込む日が続きます。

もう冬だな~、温かいコーヒーが飲みたいな~と思いますね。


ちなみに私は冬でもアイスコーヒーを注文します。

ミルク抜き、ガムシロップのポーションを2個で。



冬は「季節性うつ」の方も増えますね。

うつではなくても、何となく気分が塞ぎ込んだり。


大人だけではなく、子どもたちも。

特に子どもは感受性が豊かで、その鋭い感性で周りだけではなく自分自身をも突き刺してしまう…


何故、最近の社会は子どもたちにとって生きにくいのでしょう?


あくまで私個人の考えですが…

その答えは、私を含めた大人たちの余裕のなさにあると思うのです。

子どもたちは、大人をよく観ています。

例えば親御さんがイライラしていると、その子どもは「あ…今は何も喋らない方が良いのかな…?」と敏感に察してしまう。

全ての家庭がそうだとは限りませんが、本来受けられるはずの「愛情」をあまり受けられずにいる子どもはたくさんいます。そして、「愛してほしい」とメッセージを送ります。

手首を切るリストカットや薬を多量に飲むオーバードーズは、そうした子どもたちからのメッセージ…SOSなのではないでしょうか?

また、親御さんが与える「愛情」が子どもたちが欲しがってる「愛情」と違っていては、すれ違いが起きてしまいますよね。

大人はどうしても論理的に考え、目に見える形で示そうとしますが、もしかしたら子どもたちは純粋に(ここにいて良いんだ…)と、ただ安心感が欲しいだけの場合も考えられませんか?


きっと、大人の感覚では分かりにくいことだと思います。それでも、「分かろうとする」ことはできる。

子どもと同じ目線で、子どもが何を見ているのか、何を思い感じているのか。

固まってきた私たち大人の見方が、刺激されることでしょう。