東雲の刻に残夢を浮かべ

砂を積むように生きていく

言ノ葉で紡ぐ想慕文

あなたは、大好きな人と

どうやってコミュニケーションをとりますか?


今ではLINEで送受信が簡単にできる時代。



私は、電話と手紙を好んでいます。


電話は、相手の声が聞ける。

様々な感情や抑揚で、相手がどう想い、どう語りたいかが推し量れる。


手紙…今となっては不便は点も多いですよね。

届くまでに時間がかかる。相手も手紙で返すのか、LINEで返すのか迷ってしまう。

しかし、手紙を書くと文字に想いを込められる。

何よりも、書き手の個性が表れますよね。

読みやすい楷書体、美しく流れる様な行書体、優しさを感じられる様な書体や、はたまた可愛らしい丸文字。

因みに私は、流れてはいるが美しいとは決して言えない行書体です。相手は読みにくいだろうなぁ、と常々感じています。


この便利な時代。

便箋の上にペンや万年筆を走らせることも、中々オツなものですよ。


皆様も、たまには手紙で想いを伝えてみませんか?


#お手紙 #大切な人 #想い

心を委ねるは夜風の旋律

先日、私の敬愛する父親が亡くなりました。

享年61歳。


感情の整理がつかず、

「なんでだよ、親父」と

何度も何度も考えてしまいます。


また、一緒に煙草を吸いたかった。

また、一緒に語らいたかった。


でも、それはもう叶わない。


なあ親父、今はどこにいるの?


定年まで転職せずに働き続けた。

私が間違った道に進もうとした時は話を聴いてくれた。


そして、こんな私を支えてくれた。


親父は私の、誇りです。


いつか私もそちらに行ったら、また一緒に煙草を吸おうね。


生前と変わらぬままで。

それは朧げながらも

いつも通り(?)煙草を吸っていた時のことです。


そう言えば、今まで勤めた施設の利用者のことをずっと覚えているよな…と。


デイサービス、特養、そしてショートステイ。

みんな大好きな利用者でした。もう亡くなっている方もいる。

特にショートステイの頃の利用者。合計で何十人とか百人でしたが、未だに覚えているんです。

夜勤で、より深く関われたからかなと思います。中途覚醒や昼夜逆転で夜間に起きている方と、深夜に語り合ったりしました。その方は砂糖抜きの紅茶が好みでしたので、無糖でお出しして。


そんなことを思い出していたら、煙草は灰の塊になっていました。


時々だけど、思い出してるからね。


忘れたくないから。